【そこに宇宙を見た】東京大学制作展Extra 2019 enact one's selfに行ってきた #iiiEx

2019年7月8日(月)

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7月7日(月)AM、東大本郷キャンパスへ。

ほぼ半年ぶりの東大。
道路には観光バスが何台も止まって、ぞろぞろと東大の中に入ってました。
おそらく中国からの観光客かな?

目的地へ行く前にちょっと構内を歩いてみましょう。


  • 東大は雨にが似合う気がする・・というか手羽が行く日は必ず雨が降ってる気がする・・

東大工学部となる工科大学の初代学長で日本初の工学博士である古市公威像。
手羽の東大銅像コレクションがまた一つ増えた。しかし立派な銅像だなあ・・。


  • スタバもあります


  • 喫煙所発見。広大なキャンパスの中に喫煙所は多分3か所ぐらいかな。しかも構内のはじっこ。どこも喫煙所の場所に苦労されてるなあ・・。


  • 工学部の建物に裏側に秘密基地感満載な建物。2階が天井高くてシャッターがついてる?

この日は弓道大会があったようで、あちこちに弓道の袴を着た人が歩いてた。あ、これは弓道場。

次はいつもの掲示板チェック!


  • 基礎デ・原研哉先生も登壇されます


  • PBL!


  • 学生ワーカー!


  • いつも気になる秘書さん講座


構内チェックはこんなもんにして、さて、なんで東大にやってきたかというと、

東京大学制作展Extra 2019 enact one's self
●会期:2019年7月5日(金) 〜 8日(月)
●時間:11:00 -19:00
●会場:東京大学 本郷キャンパス 情報学環オープンスタジオ
●事前申込不要
●参加費無料

https://twitter.com/iiiexhibition
https://www.facebook.com/iiiexhibition/
https://www.instagram.com/iiiexhibition/
を見るためです。

ここ数年は毎回チェックするようにしてまして、詳細についてはこちらの記事をご覧ください。
【東大のアート】手羽イチ押しの東京大学制作展Extra2019「enact one’s self」をチェック!【アートの東大】

夏はこの「東京大学情報学環オープンスタジオ 中山未来ファクトリー」で展示することになってるそう。
「中山未来ファクトリー」とは、セガ元社長である中山隼雄さんのご寄附によって2017年4月に竣工されたスペースで、「人間と遊び」をキーワードにしたワークショップや展覧会など社会に開かれた創発的な研究教育活動に資することを目的として作られています。
一度でいいから「ムサビのこの場所は寄付で竣工されました」と言ってみたい・・・。

今回のテーマは「enact one's self」
enactとは、哲学における思想「Enactivism(エナクティヴィズム)」に由来し、受動的になりがちな情報社会において、それぞれの自己(one's self)を能動的に行動(Enact)させることに想いを巡らせた企画とのこと。


  • 「Claffin 好きを纏って自分らしい自分に。」

すいません。作品見て「駒場(キャンパス)っぽいっすね」と言っちゃったけど深い意味は全然ないので。東大ミーハー感を出したかっただけです・・。


  • 「moving arrow」

水で文字を書くロボット。
砂地に文字を書くロボットがあるけど、こっちの方がいろんなところで応用できそう。ラジコンカーでダーと走らせて広告をさっと書くとか。
あ、砂のやつはこちらです。


  • 顔を認識して、墨流しをする「a rest within one’s self」


  • 手羽はこんな感じ。「きれいな心臓ですね」と言われた


  • 鉄で綿毛が作られてる「たんぽぽの綿毛らしさたらしめるもの」


  • 手で囲った部分だけ景色が見える「心窓風景」


  • この作品もいろんな応用がききそうだなあ・・

ぞくぞくと人が入ってました。
やはり美大の展覧会とは客層が違う・・・。


  • バーチャルに空間に落書きをする「ShapeSense」

「一人Splatoon」と説明するのがわかりやすいかな。
でもバーチャルな空間に絵の具がバっと出て、立体的に染まる感覚は気持ちよかった。

気持ちは戦い終わった戦士(中2病)


  • 「A Chillout Day」

こちらの作品、やる前は普通のVRものだと思ってたけど、シームレスにVRに入り、なおかつ実在する人や物体だけ透けてみえるVRだった。
ゴーグルかけてVRに熱中しちゃうと周りのものに足ぶつけたり人に当たったりしちゃうけど、これなら安全。こういう発想なかったなあ。すごい。


  • バーチャル空間にある言葉をからめる「ものをからめとるからめとられる」

そして今回も展覧会の案内をくれた、毎回「愛」「命」をテーマにしてる方の作品へ。


  • 「Shining Baby -little-」

今回は「光る胎児」なわけですが、まるで宇宙遊泳してるよう。
手羽はそこに宇宙を見た。

胎盤を触ると、へその緒から栄養やDNAが赤ちゃんへ送られるように光ります。
送られるものは「未来」かもしれない。

今日8日までやってるので、「東大のアート」を見たい方はぜひ。


ところで東大本郷キャンパスの前ってなぜか理髪店が多いんですよ。

通り沿いに2軒あるし、奥まったところにも数軒。美容室ではなく理容室です。
なんでだろう。

え。「耳掃除&クレンジング」と「鼻毛脱毛」がこの料金でできるの?!
耳掃除って、耳鼻科か怪しいお店じゃないとできないかと思ってた。
 
 
 



・・どんなにかっこつけて撮影しても、アオリで鼻にものが詰まってる状態じゃ美男子も台無し。

耳掃除は耳かきでゴリゴリとるんじゃなくて、オイルで濡らしながらだからほんと気持ちよかった。
手羽はそこに宇宙を見た!(意味不明)



以上、

「『出張全完』って出張が全部終わったって意味かな?」と10秒ぐらい考えてしまった手羽がお送りいたしました。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。