ニューシェアハウス誕生!
武蔵野美術大学の最寄り駅、鷹の台駅(西武国分寺線)から2分ほど歩くと、
緑豊かな玉川上水を前に、静かな住宅街が広がっています。
「鷹の台ガーデンテラス」は社員寮だった建物をリノベーションしてつくられた、
新しい試みが詰まったシェアハウスです。
1ユニット3人で、それぞれのシングルルームを所有しつつも、
一つのリビングルーム、ダイニングキッチン、バスルームなどをシェア。
美大生3人で入居したら、お互いに良い刺激を与えあえるかもしれませんね。
塀が取り払われ、庭には共有キッチン、テラス、菜園があり、
住人がフラットにコミュニケーションがとれるようになっています。
広いテラスは、制作で大きな作品や道具を抱える美大生に嬉しい環境です。
シェアする場をつくることで生み出す新しい価値
デザインを手掛けられた、成瀬・猪熊建築設計事務所(http://www.narukuma.com)は、
人々がシェアをする場をデザインすることをコンセプトに掲げられています。
こちらは、成瀬・猪熊建築設計事務所がデザインをした
レーザーカッターなどをシェアしてものづくりを皆で楽しむカフェ、Fab Café (東京都渋谷区)。
以下、成瀬・猪熊建築設計事務所のウェブサイト (http://www.narukuma.com)より
抜粋させていただいた事務所のコンセプトです。
『私たちは、人々がシェアをする場をデザインしています。いま、社会は変わり始めています。高度成長時代に量産が最大の目的だった建築は、成熟する社会においては全く違ったものが求められるようになりました。
平均世帯人数が3 人を切る社会での新しい住まい、コミュニケーションとイノベーションがビジネスチャンスを作る時代の新しいオフィス、少子高齢化する中で求められる新しいケアの場、モノの購入よりも学びや出会いにお金をかける時代の新しい商業施設、中心部が廃れた街のための新しい賑わい。
これらはそれぞれ全く異なる用途でありながら、ひとつの考え方(=シェア)によって全く新しい価値を生み出します。
私たちは、こうした「シェアする場をつくること」をコンセプトに掲げています。建築家の個性はしばしば形や素材に現れますが、私たちが突き詰めるのは「そこにどんな営みを作り出すか」ということです。ハードよりソフトという時代に、だからこそソフトを支えるハードについても、全く新しい視点で考える必要があります。
こうした施設は、運営・空間ともに新しい試みを行いながら発展しつつあるため、運営方法などにあわせて細やかに計画を調整する独特の設計スキルが求められます。私たちはこうしたスキルの蓄積を元に、それぞれの施設に相応しい建築を提案しています。』
おひろめ会をひらきます!
そんなコンセプトをもつ建築事務所が手掛けた空間を、一人でも多くの美大生に体感してほしい!
7月11日(土)に、美大生や近所の方向けの「おひろめ会」を行います。
成瀬友梨さんと猪熊純さんが、直接シェアハウスを案内するツアーをしてくださったあと、
「ガーデンテラス鷹の台」の理想の住まい方について、
美大生や集まった方々と共にトークセッションをします。
場所を育てていくのは、そこに暮らす美大生を始めとした
住民の方々、そして近所の方々の想いです。
場づくりの種が生まれる場に、あなたも立ち会いませんか?
「おひろめ会」のご参加、お待ちしています!
「ガーデンテラス鷹の台 おひろめ会」
7月11日(土)12:00-14:00
鷹の台ガーデンテラス
参加無料・出入り自由
ドリンク・軽食あり
PARTNER編集部より、美大生や卒業生にオススメのニュースを配信しています。展示情報やイベント情報、学校や学生にまつわる情報を提供します。