【美大の進路で迷っているあなたに】ムサビ来校型オープンキャンパスへ行く前に見てほしい動画

2022年6月30日(木)

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ムサビのオープンキャンパス(以下OC)についてシリーズで紹介しています。
これまでの話はこちら↓
東京4美大のオープンキャンパスは7月●日に集中してるんです!!
【全体企画紹介】ムサビ来校型オープンキャンパス2022はこんなことやりますよ!(その1】
タマビさんが7月4日午後5時から2次追加募集を始めるそうです。すぐ埋まっちゃうはずなので行きたい人はスタンバイしときましょ。


そんなことより、今年のムサビオーキャンは7月16日と17日!
武蔵野美術大学来校型オープンキャンパス2022「ムサビで知る」

●日程:2022年7月16日(土)、17日(日)
●時間:9:30-16:30
事前予約制(受験生1名につき同伴者2名、最大で1組3名)
●会場:鷹の台キャンパス

*鷹の台キャンパスに駐車場はありません。車で来校し近隣のコインパーキングで順番待ちをすることや送迎等による近隣道路への駐停車は交通の妨げになり、近隣住民の迷惑にもなります。お車でのご来校はお控えいただき、公共交通機関をご利用ください。
 

各学科の企画紹介へ入る前に見てほしい動画があるので、今日はそんな話。

地方相談会に行くと、ほぼ同じ質問を受けます。
それは「受験生の疑問にちゃんと答えきれていない資料を作っている」という私たちの反省点でもあるんだけど、多くは「大学案内や入試ガイドに大きく書いてあるんだけどなあ・・」な、かなり初歩的な質問で。
あ、「最近の若い人は資料を読まないし調べない」とか言うつもりは全くなく(自分も全然調べなかったクチなので)、「本やWEBを見ると数秒で解決しちゃう質問をするために、わざわざ会場まで行って、そして自分の順番までじっと待つんじゃ時間がもったいないよなあ。せっかくの機会なんだから、そのちょっと先の質問をさせてあげたいなあ」と前から思っていて。

 
なので進路を考え出す6月オーキャンはわざわざ会場に行かなくてもいいオンラインにし、とりあえず美大でどういうことをやってるのかを知ってもらう「美大を知る」回に切り替えた、と。
【初日】ムサビオンラインオープンキャンパス2022に行ってきた!
【最終日】ムサビオンラインオープンキャンパス2022に行ってきたぞ!
先生方には「持ち時間50分のうち、最初の20-30分間は4年間のカリキュラム・授業紹介・卒業後の進路・入試の解説をお願いします。これはYoutubeに後日UPします。残った時間で質疑応答となりますが、こちらはアーカイブに残しません」と依頼しました。

というわけで、来校型オーキャンへ行く前に見てほしい動画っていうのがこの「専任教員・スタッフによる20-30分の解説動画」です。
6月オンラインOCの裏目的は「7月来校型OCの前に、初歩的な解説動画コンテンツを作る」だったんですね。

片道1,2時間もかけてわざわざド田舎の小平まで行くんだから、超初歩的な疑問はクリアした上で「その先」の質問を直接先生や学生さんにしたいですよね?
Youtubeなんだからスマホで何度も見れるし、1.5倍速にすりゃもっと短い時間で見れます(笑)
また、各学科の詳細や学びの楽しさを知りたければ各学科のYotubeチャンネルを見てもらった方がいいけど、「専任教員が同じ条件で、ほぼ同じ時間で、ほぼ同じテーマでしゃべっている」から比較検討がしやすい作りになっています。「あの学科はこういうところを大事にしてるんだな」とかね。
 
前置きが長くなりました。ではどうぞご覧ください!
▼日本画学科

 
▼油絵学科 油絵専攻

 
▼油絵学科 グラフィックアーツ専攻(現 版画専攻)

 
▼彫刻学科

3年前まで「ファインアート系の先生がパワポを使ってプレゼンする」ってのはあまり考えられなかったし、動画を作るってのはかなり敷居が高い行為で、作っても1時間とかのかっちりした動画かトーク系がメインだったけど、こうやってサクっとできちゃうのはコロナのよい影響ですね。
 
 
▼視覚伝達デザイン学科

 
▼工芸工業デザイン学科

6月オンラインOC時は山中先生のミラノからのビデオメッセージを伊藤先生に代読してもらいましたが、編集してビデオメッセージを見れるようにしました。

 
▼空間演出デザイン学科

 
▼建築学科

 
▼基礎デザイン学科

「視デと基礎デとデ情の違いはなにか?」と疑問に思ってる人が多いはずですが、手羽は今回の動画で前以上に違いを言語化できるようになりました。特にこの坂東先生の動画はわかりやすいです。そういうことにも使えるツール。
 
 
▼芸術文化学科

 
▼デザイン情報学科

その場で聞いてる時も「デ情はターゲットを意識して、高校生でもわかるように優しい言葉に置き換えて説明してる」と感じたけど、実は今回の各学科解説動画では一番視聴数が多いんです。
そういうのってやっぱり伝わるもんなんだな、と。

 
▼クリエイティブイノベーション学科

 
▼映像学科

教員による各学科解説動画はここまで。
ここからはスタッフによる動画です。 
▼学生生活と進路

学生生活で一番多い質問が就職関係で、6月オンラインOCで一番リアルタイム視聴数が高かったのがこちらでした。

 
リアルタイム版ではないけど、入試のことはこちらをご覧ください。
▼【2023年度入試ガイダンス】一般選抜

 
▼【2023年度入試ガイダンス】総合型選抜

時期的なことも関係してるかもしれませんが、受験生の多い一般選抜よりも総合型選抜の方が視聴数が多いってのは時代を表してるなあ、と。
もしくはナレーションの声のせいかな?このアナウンサーみたいな美声は7月OC時にも校内放送で聞けるはずです。


最後に。
・・・というか一番紹介したいのはこれだったりするんだけど(笑)

手羽は画塾に通って初めて「え。美大の学科ってファインアートとデザインに分類されるの?なにそれ?」と知りました。いろんなものが「〇〇学科を受験する方へ」を前提に作られてるけど、そもそも美大の分野・系統を知ってる人なんて圧倒的少数なわけで。

なので、美大での「マナビ」を知ってもらうために、学科を絞るもっと前段階の情報を解説する「MAUnavi(マウナビ)」を作ることにしました。
一発目は「てかファインアートってなに?どういうこと勉強すんの?」をテーマに、油絵学科の小林耕平先生と彫刻学科の冨井大裕先生に語ってもらいましたよ。
▼MAUnavi 美大の進路で迷っているあなたに -ファインアート系編- その1

全3回を予定してて、第1回は「どういうきっかけで油絵や彫刻をやろうと思ったのか」などを中心に聞いてます。冨井先生の彫刻学科を目指したきっかけとかすんごく面白いっすよ。
2回目以降は「具体的にどういう学びがあるの?」「なぜ美大でわざわざファインアートを学ぶの?」と核心に迫ってるので楽しみにしててね。
ちなみにプロにお願いするとどうしても品のある感じになっちゃうんで、「品のないYoutubeっぽい動画」を目指して、最終編集とテロップ入れは手羽がやってるんです・・気長に待っててもらえれば。

ぜひこれらの動画を見てから、来校型オープンキャンパスに来てください!!



以上、「マナビ」にかけた「MAUnavi」というタイトルが閃き、「オレって天才じゃね?」と自分の発想力の豊かさに感動しちゃったんだけど、スタッフ誰一人としてそこを突っ込んでくれない手羽がお送りいたしました。
誰も気が付いてないのか、「そこを指摘したら負けだ」と思われてるのか、誰か教えてください。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。