視デ卒制選抜展「shide CONTACT2025」@AXISと「分解と構築展」@市ヶ谷キャンパスに行ってきた

2025年2月25日(火)

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2月24日(月)、手羽はまたしても六本木へ。

AXISです。
今日も東京タワーがくっきり。


この時期にAXISへ行く理由は一つ。
武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科 2024年度卒業制作選抜展 「shide CONTACT 2025」

●会期:2025年02月20日(木)-25日(火)
●時間:11:00-20:00
●会場:AXISギャラリー / JIDAデザインミュージアム
*参加費無料・事前予約不要


視覚伝達デザイン学科(視デ)の卒業制作選抜展です!

5階に上がると、会場は2つあります。

最初にメイン会場であるAXISギャラリーへ。

手羽はできるだけコンタクト展は毎年チェックするようにしてます。
学内卒展で見てるけど、あらためて見ると「こういう意味だったのか」と毎回再発見があって。

手羽は学内卒展の時は「全体をダーーーと一気に見つつ、気になる作品だけ足を止める」というやり方なので、その姿を見たら「通り過ぎてるだけじゃね?」と言われてしまうかも(笑)
でも毎年コンタクト展に出てる8割ぐらいはその時足を止めた作品でして、やっぱり短い時間でもいい作品は目に入ってくるってことなのかもしれません。

ところで、オープンキャンパスや進学相談会の時に一番多く受ける質問は間違いなく「タマビのグラフィックデザイン学科とムサビの視覚伝達デザイン学科の違いはなんですか?」です。

手羽の個人的な見解を書くと。
タマグラはグラフィックデザイナーを育てる教育をされてて、視デはきっかけや経緯、プロセス、「何でそれに興味をもったか?」を大事にしていて、そこから(いい意味で)異常なまでの徹底したリサーチ・研究し、それを表現・伝達するためのグラフィックデザインであり文字でありアニメーションであり立体物である、というアプローチ。なのでアウトプットは様々になります。

美大受験業界では「平面デザイン系」という括りに入る視デで、実技試験は確かに平面デザインだけど、授業でやってることは実は平面デザインじゃないんですね。ビジュアルコミュニーションデザイン。

つづいて、お隣のJIDAデザインミュージアムへ。

先週土曜にムサビとタマビの合格発表があり、両方受かってどっちに行くか迷ってる人もいると思います。これから両学科の受験を考えてる人も含めて、コンタクト展と3月1,2日に開催されるタマグラ卒展を自分の目で見て比べた方がいいですよ。
グラフィックデザイン学科卒業制作展2025

●会期:2025年3月1日、2日 10:00~18:30(最終日17:00まで)
●会場:恵比寿ガーデンプレイス内 ザ・ガーデンホール/ルーム


大学案内や予備校講師から聞いたイメージなんかより、「両学科の教育」「それぞれが何を大事にしてるのか」の違いをはっきりと感じられるのが学外卒展です。多分手羽の言ってる意味もわかってもらえるはず。
コンタクト展は今日が最終日なので急げっ!
 
 
ここからある場所に寄ってから、市ヶ谷キャンパスへ移動。

24日が最終日だったこの展示を見にきました。
分解と構築展 - クリエイティブイノベーション学科長谷川研究室三年ゼミ展

●会期:2025年2月21日(金)~2025年2月24日(月)
●時間:10:00-20:00 *最終日は16:00まで
●場所:武蔵野美術大学市ヶ⾕キャンパス2階 社会連携拠点 1/M(イチエム)


クリエイティブイノベーション学科・長谷川敦士研究室では、大きなテーマとして「理解のデザインのデザイン:いかに新しい理解をデザインできるのか」を掲げ、様々な実験を行っています。
今回は3年ゼミ生による「対象を分解して再構築することによる理解」の成果展。

ラッキーなことにちょうど講評をやってるところでした。

体調を崩してお休みされてる学生さんはzoomで参加してプレゼンをし、他の学生さんがスマホで作品と先生を写して配信してる。今時だなあ。


市ヶ谷キャンパス2階での展示といえばこちらが今週末です。 
空間演出デザイン学科卒業・修了制作選抜展

●会期:2025年2月28日(金)~3月3日(月)
●時間:10:00-18:00 *最終日は16:00まで
●会場:武蔵野美術大学市ヶ⾕キャンパス2階 社会連携拠点 1/M(イチエム)、地下2階多目的プロジェクトスペース

*3月2日(日)午前は、東京マラソンに伴う交通規制のため、市ヶ谷キャンパス前の外堀通り等の横断が困難になります。来場の際はご注意ください。
 
昨年度から始まった空間演出デザイン学科(空デ)の卒業・修了制作の選抜展。
去年レポート記事書いてるんでご参考に。
【空間で人を幸せにする】ムサビ空間演出デザイン学科卒業・修了制作選抜展@市ヶ谷キャンパスに行ってきた

 
そして初企画として、教員と学生によるトークイベントが開催されます!
2024年度武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科 卒業修了制作選抜展関連企画「教員トーク&学生プレゼンテーション」

●日程:2025年3月1日(土)、2日(日)14:00~17:30
●担当教員:3/1 津村耕佑、池田ともゆき、鈴木康広、安藤北斗|3/2 パトリック・ライアン、五十嵐久枝、太田雅公、北川陽史
●定員:70名
●参加方法:事前申込制


1日と2日では登壇教員が違うのでご注意を。
空デに関心をお持ちの高校生、保護者、在学生、近隣住民の方など、様々な方のご参加をお待ちしています!


市ヶ谷でのイベントいえば、

MUJIさんは哲学対話もやってるんですね。面白そう。
 
 
以上、AXISから六本木ミッドタウンに寄って、

Dr.stretchに行ってきた手羽がお送りいたしました。
整体やマッサージは昔からやってるけど、一か月前に初めてドクターストレッチを試したら、今までアプローチしたことないような筋肉を伸ばす感覚があって。
「自分がやるべきことはマッサージじゃなくてストレッチだったんだ」と気が付いてしまった。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。