令和7年度武蔵野美術大学入学式に行ってきた #春からムサビ #武蔵美へようこそ

2025年4月3日(木)

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2025年4月2日(水)雨。
午前8時、手羽はムサビ鷹の台キャンパスに到着。

令和7年度入学式でして、裏話、新入生へのアドバイスも含めてレポートします。
 

入学式前に構内の桜をチェック。
ムサビ桜の名所は2か所あり、

ひとつは北キャンパスの14号館と15号館の間。ほぼ満開。

もうひとつは

鷹の台ホール・図書館前です。
 
図書館の奥にある課外センターでは健康診断をやってました。
2025年度定期健康診断の実施について
「大学生にもなって身長測ったりするの?」と笑う人が時々いるんですが、健康診断証明書は教育実習、学芸員実習、就活、奨学金の手続き、アルバイトなどで必要になることがあるんです。
健康診断を受けてなければ当然だけど大学で健康診断証明書の発行はできなくて、これを外部機関で受けたらボチボチお金がかかります。
騙されたと思って絶対に受けておきましょ。
  
8時半になったので入学式会場の体育館2階アリーナへ。

入場前はこんな感じです。
卒業式とセットや演出はほとんど変わらず、演出・空間設計は同じくムサビ建築卒の遠藤治郎さん。
 
式は10時なのになんで8時半に来たかというと、当日リハーサルをやってて、

先生方に集まってもらってるんですね。
全教員が集まる入学式リハをやってる大学は他にないんじゃないかしら。
というのも学科ごとに教員が全員壇上へ上がるシーンがあるんで、どのタイミングでスタンバイし、どこから出て降りるのか確認が必要で。


  • 日本画学科


  • 空間演出デザイン学科


  • 芸術文化学科


  • クリエイティブイノベーション学科は全員遅れて到着。きっと市ヶ谷からの道が混んでたんでしょうね

写真を撮ってると「もしかして手羽イチロウさんですか?」と声をかけられました。
卒業式・入学式舞台監督の佐藤恵さんで、普段はタマビ演劇で非常勤講師をされており、手羽が毎年チェックしてる「タマリバーズ」にも関係してるそう。
佐藤さん「いつもレポート読んでますよ。去年はいらっしゃらなかったんですね。」
手羽「ちょど甥っ子の結婚式で東京にいなかったんですよ。今年は絶対に行きますんで」
てなやり取り。

 
9時にリハーサルは終わり、入場開始。
いよいよ始まります。

司会は卒業式と同じくアポロ像と

アリアスさん。

空間演出デザイン学科4年生のアゲアゲなDJの中、入場してる様子を動画で撮影。

 
そして10時。

MAUコーラス部による校歌斉唱。
 
続いて教員紹介。


  • 油絵学科油絵専攻


  • 油絵学科グラフィックアーツ専攻

先生方も入学式に小道具を持つこむようになってて(笑)、

工芸工業デザイン学科は全員でクラッカー!!


  • 建築学科


  • 基礎デザイン学科


  • デザイン情報学科は巨大なクラッカー!!!

「学科ごと」と書きましたが、

教職課程や共通科目、教養文化の先生たちもそれぞれ登壇します。
教養科目の豊富さがムサビの特徴で・・・って話はまた後で。

 
卒業式だとここから学生さんによる授与パフォーマンスが始まるんだけど、入学式はそれがないことが一番の違い。


  • 樺山学長の祝辞


  • 長澤理事長の祝辞

教員代表祝辞は教養文化・学芸員課程の青木俊介先生
 
青木先生は東京大学在学中に起業し、あの「チームラボ」を設立した方で、その後ロボティクスベンチャー「ユカイ工学」を設立して代表取締役をされてます。
「甘噛みハムハム」

とか、

癒やす、しっぽクッション「Qoobo」とか、どこかで見たことないかしら。
「美大生のためのテクノロジー入門」等を担当されていて、「なんでチームラボ創立メンバーがムサビの専任教員に?!」と思うかもしれませんが、「ムサビは実技だけじゃなく教養科目も大事にしてるから」が答えです。
学生時代はどうしても実技授業を優先しがちだけど、「いろんな教養科目を受けられる」が大学生、そしてムサビ生の特権なので、頑張って履修してね。

今年の卒業生代表祝辞は、大学院油絵コース修了の今井俊介さん。
書きながら今更気が付いたけど、青木先生、今井さんともに俊介!
 
今井さんとは油絵学科助手をされてた頃からの知り合いで、安っぽい言葉を使うなら今や売れっ子アーティストになられてます。カルバン・クラインやNOWHAWなどファッションブランドとのコラボレーションをやったり、2022年には丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、


2023年には東京オペラシティアートギャラリーで大規模な個展を開催したり、最近だとHAGIWARA PROJECTSで個展もやってました。4月からは共通絵画の客員教授にも就任されてます。

これがすごくいい祝辞で。
今まで手羽が聞いてきた卒業生代表挨拶の中でトップ3に入るんじゃないかしら。
 
これにて入学式は終了。

DJパフォーマンスに見送られながら新入生は退場。

ムサビへようこそ!!
 

南キャンパスではサークル勧誘。


  • 不思議な生き物にじっと見つめられた・・・

ここからはオリエンテーション期間で、詳細はこちら。
2025年度オリエンテーション・履修について
 
大学では「自己責任」という言葉がよく使われます。
高校までは誰かがやってくれてたけど、大学では本人がやるしかなく、やるもやらないも本人次第だし、やらなくて困るのも自己責任。
私たちの時代より大学は全然サポートをしてくれてるんですが、「オリエンテーションに参加してない」「何にも調べてない」人に対しても同じかというとちょっと違ってて、オリエンに参加し、動画を見て、「理解しようと頑張ってる学生さんに対して最大限サポートする」なんですよね。
教職・学芸員課程を取る予定の方はさらにいろんな手続きが必要になるので要注意。

クリエイティブイノベーション学科は早速コミュニケーションをとるワークショップをやってました。友達いっぱい作ってね。長谷川先生だけカメラ目線。
 
おっと、2025年度学事日程はこちら。
2025年度学事日程表
授業日数確保のため、祝日はだいたい授業日だと思ってた方がいいです・・。

課外講座、就職説明会、新歓コンパ、サークル説明会、mauleafの制作メンバー募集、旅するムサビや社会連携活動説明会などいろんなイベントが4月の夕方に開催されます。
また美大の授業形態は結構特殊なので、どんな感じで毎日が動くのかわかるまでは・・できれば4,5月は動かせない予定を夕方に入れない方がいいかも。
大学って自分から動かないと「何も面白いことがなかった4年間だった」で終わる可能性高いです。

学内ではいろんな展示もやってて、今開催されてるのは13号館民俗資料室の「国立民族学博物館・特別展サテライト展示」

ムサビは国立民族学博物館との共催で大阪で大掛かりな展覧会を現在やってて・・・って話は以前書いたレポートをご覧ください。
みんぱく創設50周年記念特別展「民具のミカタ博覧会―見つけて、みつめて、知恵の素」開会式・内覧会に行ってきた
ムサビからは1000点以上民俗資料をみんぱくに貸し出してるんだけど、みんぱくから世界の民具をお借りして、ムサビでサテライト展をやってるんです。
 
見に行ったら、ちょうど教養文化・学芸員課程教授でありムサビ美術館・図書館副館長でもある加藤幸治先生がお客さんに作品解説をされてるところでした。

通常は週2回しか民俗資料室収蔵庫に入れないんですが、会期中は毎日見れます。このチャンスを使ってね。
 
2号館1階のgFALでは、毎年恒例になってる

「ワールドおさがりセンター」という企画をやってて、ここにあるものは自由に持ち帰ることができるんです。文房具、家具、洋服、いろいろあるんでまだ家財道具がそろってない新入生はのぞいてみるといいですよ。
 

以上、というわけで

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!
の手羽がお送りいたしました。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。