武蔵野美術大学芸術祭（学園祭）紹介シリーズをやっております。

これまでの話はこちらをご覧ください。
■【来場者4万人】ムサビ芸術祭2015!
■【定番企画紹介１】ムサビ芸術祭2015!!
■【定番企画紹介２】ムサビ芸術祭2015!!!


「Facebookかtwitterで手羽にメッセージくれたら宣伝しますんで、告知してほしい団体さんは遠慮なくどうぞ！」と書いたところ、大量の申し込みが・・・・2件ありました（笑）


▼MAUおばけ

　
主催者からコメントをいただいてます。
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お化け屋敷についてですが、芸術祭というのはお祭りです。
お祭りで大事なのはお客さんと開催者がみんなで楽しむ一体感だと思います。 そこで、展示をして自分を押し出すだけではなく、お客さんも一緒になって楽しめるものとしてお化け屋敷を企画しました。

このMAUおばけには、ストーリーとミッションがあります。
お客さんは恐怖に怯えながらミッションを達成しなければいけません。
ミッションをこなすことで、自然とストーリーの登場人物となり、お化け屋敷を回ることになります。全身で恐怖を体験することで普段は味わえない、まさにお祭りという空間の中での高揚感を味わってもらいます。
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お化け屋敷ってここ数年で発生した芸術祭コンテンツかもしれません。
（お化け屋敷プロデューサーの五味弘文さんが注目を集めるようになった2011年頃からでしょうか）
そう言われてみると、確かに美大での学び領域とお化け屋敷制作は相性がいいですもんね。

MAUおばけは美大に関連したストーリーとミッションのお化け屋敷だそうです。
・・・・・美大生にとっての恐怖ってなんだろう。
保存する前に虹色クルクルが止まらないとか？
展示したシチレンボードパネルが翌日全部反り返ってたとか？
原先生が真っ赤な恰好でやってくるとか？


続いては・・・「もう宣伝する必要ないんとちゃうの？」ってくらいあちこちに登場してる（笑）
▼ムサビ芸術祭フェス【オトトヒト】

　
3年前に立ち上がった、音楽イベント企画集団【音めがね】が体育館で行う、ムサビ史上最大規模のフェスイベント。
出演者は、これから来そうな人たち、また、さすがムサビと思ってもらえるような一癖あるアーティスト、を中心に選ばれており、他大の学園祭にほとんど出たことがない人たちばかりで、関東初の人たちもいます。

その豪華な出演者・タイムテーブルはこちらです。

栗コーダーカルテットが来るっ！！
ピタゴラスイッチでおなじみ栗コーダーカルテットのリーダー・栗原正己さんはムサビ視デ卒で中島信也さん（とみうらじゅんさん）の同期なんです。
ムサビで聞きたかったのよ。ありがたやありがたや。

ちなみに全アーティストの曲がちょっとずつ聴けるCDTV的な予告動画はこちらです。予習しておきましょ。



ところで、オトトヒトの何がすごいって宣伝力ですよね。
ざっと手羽が把握してる範囲で書きだすと、
■ムサビ芸術祭のフェス型企画『オトトヒト』開催決定。主催団体『音めがね』のムロタ代表にインタビュー | UROROS

■秋は大学祭LIVEでフェス気分を味わおう！(関東篇) | Festival Life

■武蔵野美術大学芸術祭 特設ステージ「オトトヒト」|TimeOut

■ムサビ学祭の3DAYSライブ、第2弾で清 竜人25、テニスコーツら9組 - musicニュース : CINRA.NET

■ムサビ学祭ライブ第2弾発表に清竜人25、テニスコーツら | Qetic

■10/24(土)より開催！ムサビ芸術祭フェス型企画「オトトヒト」第二弾に清竜人25/藤岡みなみ&ザ・モローンズ/笹口騒音オーケストラ/ゲスバンドら | ミュージックインサイド

■ムサビ芸祭フェスにペトロールズ、榊いずみ、BOMBORIら11組追加 - 音楽ナタリー

■10/24(土)より開催！ムサビ芸術祭フェス型企画「オトトヒト」第3弾に榊いずみ/ペトロールズら、タイムテーブルも発表！ | ミュージックインサイド

■ムサビ芸術祭フェス「オトトヒト」|HILLS AGENCY : J-WAVE 81.3 FM RADIO


・・・あ、PARTNERにも登場してましたな（笑）
■ムサビ芸祭史上最大の音楽フェス「オトトヒト」！代表×副代表の直前対談！


これだけ掲載されるってのはかなり個人的に積極的なアプローチをやった証拠で、恐らくこれまでのムサビ芸祭コンテンツで一番紹介されたケースと思われます。
広報を経験した人間はわかると思いますが、これは大変なことで・・。
あ、学生さん（や教員）に多いのだけど、「いいことをやってたらいつか紹介される」は広報的には幻想でして。
たまたまそれで紹介されることがあるんでそれがベースとして考えられてしまう傾向にありますが、広報・・・その良さをかみ砕いて、新規性や「売り」をとことん伝わるようにする努力・・をしないと、よほど「特殊でわかりやすいもの」以外は広がりません。
いい例は「黒板ジャック」と「わらアート」。
担当教員の継続的な頑張り、ムサビ生の表現力と美術への情熱の高さによるものも大きいですが、あれだけテレビやメディアに登場したのは広報チームの「戦略的」な広報によるものです。
「ムサビの広報力は弱い」と言われたりして、それはなくもないんだけど、「ああ。意外とそれに気が付いてない人が多いんだなあ・・でも内部の人も気が付かないってことはいいことか・・」と昨日ぼんやりと聞いてました。
手羽だったら「自分が宣伝したんです！」と自慢するんだけど（自分がやってなくてもw）広報チームは真面目だから（笑）

「SNS使えば自然と拡散される」も幻想です。何万人というフォロアーさんがいる方がリツートでもしてくれれば別だけど。
「広報」って「誰かが宣伝してくれるもの」と思われがちだけど、「自分事として熱く宣伝する」ことが最大のパワーであり、「広報力って自分事力なのかなあー」、、とこの４年ぐらい思うようになりました。
広報しすぎで困ることはないわけで、もう使えるものは執拗になんでも手羽でも使ってください。



以上、「共通絵画・原一史教授のバンドも出演します」と聞いて、お茶をこぼしそうになった手羽がお送りいたしました。