ブランディングに挑戦! バングラデッシュ製のわらじブランドを立ち上げる!

私たちは「わらじ」をブランドとして売り出そうとしている学生団体、適十塾(てきとじゅく)です。立教大学と国際基督大学の学生7名の私たちの団体では、わらじをバングラデッシュでつくり、日本にもってくる仕組みづくりをしてきました。そしていま、いよいよそれを生活者に届けるためのブランディングへの挑戦をはじめています。新しいブランドを立ち上げる、プロジェクトをリアルタイムで紹介していこうと思います。興味をもった美大生がいたら、ぜひ「ブランドをつくる力」を貸してくださいね。

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【わたしたちは古臭いイメージを覆す「わらじ」をつくっています!】

「わらじ」。
あなたはわらじと聞いてどんなイメージが浮かびますか。
わらじと聞いたら藁で作られた古臭い履物を思い浮かべるでしょうか?


  • 昔ながらのわらじ



しかし、私たちは昔ながらのわらじではなく布を使ったカラフルでポップなルームシューズを作っています。


  • 布で作られたami tumiのわらじ

そして。
このわらじをどこで作っているのかというと・・・


南アジアの最貧国と言われている
バングラデシュ!


  • バングラデシュの市場にて

そう!私たちは「大学生」という強みをいかして「バングラデシュ」で「カラフル」なわらじを作っているんです。


「大学生×バングラデシュ×わらじ」という繋がりそうにないものが繋がっているのが私たち適十塾の“waraji プロジェクト”
こんな私たちの活動を説明すると必ずといっていいほど驚かれますが、私たちがどうしてバングラデシュでわらじを作り、ブランド立ち上げることになったのかにはちゃんとストーリーがありました。

そんなストーリーについてこれから数回に渡ってみなさんにお伝えしていきたいと思いますので、気になる方はぜひ次回の記事をたのしみにしていてください!



【「warajiプロジェクト」がなぜ美大生のウェブメディアに?】

ところでなぜPARTNERに記事を投稿しようと思ったのか?

ひとつめの大きな理由は、「私たち適十塾の活動をより多くの人に知っていただきたい!」ということ。わらじをつくっておしまいでは意味がないのです。多くの人に知ってもらって、多くの人に手にしてもらって初めてプロジェクトは成功となります。PARTNERの読者のみなさんにも興味をもっていただけたら嬉しいです。

もう一つの理由は、「美大生の力を貸してほしい!」ということ。
実は適十塾にはいま立教大学と国際基督大学の学生7名で活動しており、新しいブランドを立ち上げるというのに、美大生やデザインを学ぶ仲間がいません。「わらじをバングラデッシュでつくり、日本にもってくる」というプロジェクトの仕組みづくりをして、今年で5年目。世代交代をしながらプロジェクトを進め、いよいよ製品がかたちになり、生活者に届けるためのわらじブランドを立ち上げるというフェーズにさしかかっています。

新しいブランドは、「ami tumi」といいます。
団体の卒業生である社会人塾生(Ebichilicoさん)が、チリでデザイナーとして活躍しているため、一緒にブランド立ち上げを始めました。また、デザイナー事務所の株式会社we+のお二人にも、本格的なブランド構築のため色々とご教授をいただくことになりました。


  • ami tumiのHP

新しいブランドを立ち上げる今、ぜひ美大生のお力を貸していただきたいと思い、新メンバー募集も兼ねてPARTNERのライターに参加したというわけです。
これからお届けする記事を読んで私たちの活動に共感して関わってみたいと思っていただけたら、 プロのデザイナーも関わるプロジェクト、いい経験の場になるかと思いますので、ぜひ適十塾のフィールドを使って一緒に布わらじブランドを作り上げていきましょう。


次回は、ami tumiというブランドの原点について紹介しようと思います。
なぜわらじをバングラデシュで作ることになったのでしょうか?




▼関連サイト

Facebook適十塾
Facebook ami tumi
ami tumi公式サイト
□ ami tumi ネット販売

□ 問い合わせ先 :[email protected]

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GROUP WRITER

適十塾 / Tekito Juku

【About 適十塾(てきとじゅく)】 粗削りだけども柔軟な、そんな学生ならではの自由な発想を活かしつつ、社会人としての常識やビジネス感覚を身につけてることができる・・・そんな学生団体が「適十塾」です。 2010年春に当時、立教大学特任准教授だった見山謙一郎先生(塾長)が、立教大学の学生とともに適十塾を創設。バングラデシュと日本を繋ぐ「warajiプロジェクト」がスタートしました。