フリーマガジン『PARTNER』一倉宏さんが選ぶ心惹かれた一冊に！
各方面でご活躍されている著名人が選ぶ学生フリーペーパー「Discover the one 〜 心惹かれた一冊 〜」。私たちがつくるフリーマガジンPARTNER37号『夜行性、美大生』が、コピーライター / クリエーティブディレクター 一倉 宏さんに選ばれました！！！大変喜ばしいお言葉で嬉しい限りです。
個々の価値観を大切にし、自分だけの一冊を見つける
一倉宏さん（コピーライター / クリエーティブディレクター）が選ぶ一冊にPARTNERが！
Discover the one 〜 心惹かれた一冊 〜 「個々の価値観を大切にし、自分だけの一冊を見つける」というこの企画。学生フリーペーパーの祭典SFFの企画のひとつで、 各方面でご活躍されている著名人の方が1冊ずつそれぞれの視点でお気に入りを選ぶというもの。コンテストなどと違って、文章に心惹かれたり、デザインに目が引かれたり、学生の熱量に圧倒されたり、審査するひとそれぞれに着目する点が違うことということを尊重している素敵な企画です。
36人もいるゲストですが‥‥！
今回私たち美大生のフリーマガジン『PARTNER』を一倉 宏さんに選んでいただきました！
コピーライター / クリエーティブディレクター
一倉 宏
1955年生まれ。サントリー宣伝部にコピーライターとして勤務。 1990年より独立し、一倉広告制作所を設立。 代表作に、モルツ「うまいんだな、これがっ」、パナソニック「きれいなおねえさんは好きですか」、ソニーウォークマン「哲学するサル」篇、ＮＴＴデータ「ホーキング博士」篇他、ファミリーマート「あなたとコンビに」、ＪＲ東日本「 MY FIRST AOMORI 」など。 最近作に「家に帰れば、積水ハウス」「ポカリ、のまなきゃ」などがある。 著書に「人生を３つの単語で表すとしたら」「ことばになりたい」。 ＴＣＣ最高賞、ＡＤＣ賞、毎日広告デザイン賞など、受賞多数。
Web : http://1-kura.com
この雑誌は「読める」。つまり内容がある。
読んでみたいと思わせることと、読んで得をした気分にさせること。
それがちゃんとできている。
特集のテーマ「夜」は、目のつけどころがいい。 テーマとして深いし、広がりがあるし、なのに一般の雑誌ではちょっと見た記憶がない。カバーのデザインにも感心した。 コピーもキャッチーだ。最初のコンタクトで「心惹く」ことは、 こういう「ものづくり」において大切なことだと思う。 そして、コンテンツもしっかり充実している。 「夜の水族館」「夜景アート」「お化け屋敷」「展覧会企画」のどれも興味深く読んだ。つづく記事も展開しつつ、 テーマに沿って立体的な構成に仕上がっている。 この雑誌は「読める」。つまり内容がある。読んでみたいと思わせることと、読んで得をした気分にさせること。 それがちゃんとできている。さらに、レイアウトも読みやすい。エディトリアルデザインとして、これはなによりの美点だ。 具体的で興味深い「もの」や「こと」を集めた編集とライター、ビジュアル的にも魅力的に読みやすく編んだデザイナー。 いい関係、いいバランス。楽しみました。もっと読みたい。
「フリーペーパー」の「フリー」とは、もちろん「無料」という意味の「フリー」なのだけど。 せっかくなら既成のマガジンにはない「自由」にも出会いたいと思う。みなさんの「PARTNER」にはそれが感じられて、とても嬉しかったです。 みなさんは美大生だというから実感してると思うけど、「自由」という課題はどんなに難しいか。ありきたりじゃなくて、飛躍していて、しかもひとりよがりじゃない、ということ。 いかん。かくいう私も美大で教えたりしているものだから、ついつい先生口調になってしまいますが。言ってしまいましょう。(ファインアートでなく)デザインを語るなら、わかりにくい、読みにくい、使いにくいけど、かっこいいデザインなんてありえないということ。それはかっこわるい。コミュニケーションをデザインする、とは、そういうことだと思います。 だけど、自由なんだ。自由に、のびのび、表現してほしい。既成の殻を破ってほしい。難しいよね。ほんとうに。 その意味でも、チャレンジングな精神を持ったみなさんに敬意を表し、頼もしく思い、大いに期待しています。
大変喜ばしいお言葉で嬉しい限りです。
一倉様、本当にありがとうございました！
PARTNERも登壇！
11月29日は学生フリーペーパーの祭典『SFF2015』開催！
さて、PARTNERは今週末11月29日に開催される、
このSFF2015に登壇する予定も！
「PARTNER MEETING@SFF2015
〜これからのフリーペーパーについて〜」
日時：2015年11月29日(日)13:10〜14:40
会場：BankART Studio NYK
料金：300円
定員：30名
チケットの購入はこちら
「美大生に刺激を与えるメディア」PARTNERと、フリーペーパーに造詣の深いスペシャルなゲストがお送りする対談系ワークショップ！ 様々な観点から、フリーペーパーとは何か、フリーペーパーの未来について考えるなど、普段制作しているときとは違った視線でフリーペーパーに触れ、フリーペーパーの本質に迫る対談です。
他のフリーペーパー制作団体やスペシャルゲストと、少人数で対談できるまたとない機会です！
フリーペーパー制作を通して発信する、「熱量」の素晴らしさを、皆で再確認するこの機会。皆様のフリーペーパー制作に、ひと味加えるスパイスにいかがでしょうか？
アートディレクター/エグゼクティブクリエイティブディレクター
澁谷克彦様
東京生まれ。1981年東京藝術大学デザイン科卒業、同年資生堂宣伝部入社。化粧品広告をはじめ、「AYURA」のCIデザイン、「ISSEY MIYAKE」「TSUMORI CHISATO」などファッションブランドのアートディレクションを手がける。2002年より「INOUI ID」「クレ・ド・ポーボーテ」2007年より「SHISEIDO」とグローバル展開するブランドのパッケージ＋スペース＋グラフィックのデザインをトータルにディレクションするクリエイティブディレクターとして現在に至る。2012年より「花椿」誌のアートディレクター。2012年より資生堂のエグゼクティブクリエイティブディレクター。
SFF Webサイトより
今年度最後の号となるフリーマガジン『PARTNER』38号は、来週12月1日発行！
詳細情報は順次、ウェブメディアPARTNERでお知らせいたします。
おたのしみに〜！
▼関連Webサイト
◇ SFFの企画「心惹かれた一冊」について：http://sff-web.com/kokoro.html
◇ SFF2015の開催について：http://sff-web.com/index.html
◇ SFFのPARTNERアカウント：https://partner-web.jp/writer/?id=52
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STUDENT WRITER
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PARTNER編集部です。 編集部アカウントでは、フリーマガジンやイベントなど、総合メディアPARTNERに関わる様々な情報を提供いたします。
