これまでの各美術大学のコロナ対応関係情報は、まとめページをご覧ください↓
■各美術大学における新型コロナウイルス関連情報まとめ
国が首都圏1都3県を対象とした緊急事態宣言を発令したことを受けて、東京都は1月7日「緊急事態措置」の実施を発表しました。
■新型コロナウイルス感染拡大防止のための東京都における緊急事態措置等
美術館は「協力依頼」ですが、卒展などに少し影響出そうですね。
というわけで、1都3県にある各美大の対応をまとめてみました。
どうしても美大は実技を伴うので、千葉商科大さんみたいに「ほい、じゃ全部オンラインで」とはいかないんですよね・・。
■東京藝術大学|緊急事態宣言再発令に伴う本学の対応について
●施設利用は原則19時まで。
●サークル・同好会活動は禁止(オンライン上の活動は除く)
●飲食を伴う会合は禁止。
●大学院映像研究科の受験生への要請事項
「オンライン上の活動を除く」は丁寧な表現だなあ、と。
■武蔵野美術大学|2021年1月4日からの授業について(1/3更新)
●実技・演習科目においては対面方式を軸としつつ、希望者にはオンラインでの受講を可能とする対面・オンライン併用方式。
●通学や健康状態等に不安のある学生は途中からでもオンライン方式を選択することも可能。
●当面の間、厚生施設の利用を中止
基本的にこれまで通りの対応を継続。
ただし、(WEBには書かれてませんが)20時以降の外出自粛要請を受け、施設利用時間を少し短縮しています。
■女子美術大学|新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言が発令された場合の授業対応について
●十分な感染防止対策を講じた上で、対面授業の実施が可能と判断される授業については対面授業を引き続き実施。
●十分な感染防止対策を講じたとしても対面授業の実施が困難と判断される授業については遠隔授業とする。
■宝塚大学東京メディア芸術学部|【在学生の皆さまへ】緊急事態宣言を受けて今後の授業等について(東京新宿キャンパス)
●オンライン授業を中心にしつつも、実習・演習科目のうち、単位の取得上どうしても必要な授業につきましては対面授業。
●現在の感染状況を踏まえ、対面授業からオンライン授業に切り替えるなど方式の変更が可能な授業があればその都度お知らせ。
●2月に実施する集中講義についても、日程・方式は現時点では予定通り。
■東京造形大学|「緊急事態宣言」の再発令に伴いまして
●徹底した感染予防を講じた上で、入構規制の緩和措置(後期授業期間拡大)2020.11.30を継続
●ZOKEI展(卒業制作展)は、在学生、観覧者の皆様、関係者の安全を最優先とするため、Webにて開催。
卒展をWEBで開催することは既に告知済みでした。
■日本大学芸術学部|【在校生の皆さまへ】緊急事態宣言再発令に伴う対応について
●「原則オンライン授業、教育研究上の目的達成に必要な一部の授業は対面授業」の基本的方針は変更なし。
●対面授業を受講した学生は、授業終了後、直ちに帰宅すること。
●全ての入構者は18:10の退校を厳守。
●帰宅時間帯の混雑が懸念される場合は、授業担当者へその旨を伝え早退すること。
●登校時間帯についても同様。不安を押して登校する必要はない。
●学期末試験は原則的にレポートを含むオンライン対応を学科・専攻に要請。
日芸さんは一歩踏み込んだ対応をされてる印象。
■横浜美術大学|2021年1月6日からの後期授業等について
●対面(登校)授業で実施している科目は、当面は事態の推移を見守りつつ、引き続き対面式で行う。
●上記科目においても登校を希望しない学生には、遠隔式での受講を認める。
●年末年始に帰省した学生は、6日以降、各研究室に連絡のうえ焦らずに事態の推移を見守り、適切な時期、手段で上京(その間は遠隔式にて授業を受講)
帰省してた学生さんに触れてるのはハマビさんだけですね。
また、「●●方式」ではなく「●●式」という表現を使ってます。
■多摩美術大学|緊急事態宣言等の対応について(1/5)
●オンライン授業に切り替え可能な授業については、オンラインへの切り替え。
●進級・卒業制作に係る講評会を中心とする必要な授業については、キャンパスにおける面接指導。
●専門学科におけるアトリエ等の施設利用は1/12(火)以降、「8:50~18:00」を上限とし、所属学科が定める時間での施設利用とする。
●休日施設利用は、学部4年・修士2年・博士課程を対象に従来とおりの取り扱いとします。
●メディアセンター・図書館の利用は1/12(火)以降、18時を上限とし、施設・センターごとに定める利用時間とする。
●卒業・進級制作展は、感染症対策を行った上で、実施する予定。
●東京五美術大学連合卒業・修了制作展(五美大展)については、参加大学との協議により決定。
タマビは気になる五美大展のことも書いてくれてます。
今の感じだと五美大展の「展覧会」自体は問題なくやれそうな気はしてますが、搬入出・設営をいかに密を避けながらやるか・・これがかなり大変そう・・。
■東京工芸大学|【学長メッセージ】緊急事態宣言の発出を受けて(2021年1月8日更新)
●定期試験、補講等は予定どおり実施。
●部活動等は活動休止。
●入学者選抜試験は予定どおり実施
●変更がありえるので在学生はコウゲイ.net、受験生は受験生向け情報を常にチェック。
■桜美林大学|緊急事態宣言による大学の授業運営等について
●これまで通りの授業運営とし、授業、試験の実施については予定通り。
●対面授業については、担当教員の判断によりオンライン授業に切り替えての実施を可能とする。
●学外授業においては原則中止とするが受け入れ先状況(地域など)により実施を認める。
●図書館・図書室利用には予め予約が必要になるので、予めVirtual Campus、OBIRIN Gmail、電話 にて確認の上入館
●教室、部室、体育館などを使用した課外活動は、1月8日(金)から2月7日(日)まで禁止。
●屋外スポーツ施設を使用した課外活動は、活動ごとに申請し、管理監督者帯同の元認める。ただし利用時間は20時まで。
課外活動などにも触れています。
■日本映画大学|緊急事態宣言の発出を受けて(第1報)
●これまで通りの授業運営(制作実習、教室での講義)を継続し、授業・試験に関しては予定通り行う。
●少人数ゼミ形式の授業については、担当教員の判断に基づき可能な範囲でオンラインを導入。
●校外学習については原則行わない。
■デジタルハリウッド大学|緊急事態宣言発令を受けて
●第4クォーターの授業は、従来通り一部は対面授業(ハイブリッド含む)、その他はオンライン授業にて継続。
■文化学園大学|【全学生へ】1月の授業体制等について
●オンラインを中心に授業実施。
●内容によって対面が必要な場合は、先生の指示のもと対面授業(ごく限られた人数で作品の点検等を行う等)を行う。
文化さんは原則オンライン。
■東京都立大学システムデザイン学部|緊急事態宣言に伴う本学の対応について
●「オンライン授業中心」の授業方針に変更はなし。
●課外活動は自粛を要請。
●図書館、情報処理教室は利用可能。
■東京工科大学デザイン学部|緊急事態宣言の発出に伴う教育研究活動等について
●卒業研究や大学院生等の研究活動、国家試験対策指導等は、原則平日のみとし、夜間の移動の安全を考慮し18時まで。
●課外活動は、2月7日まで学内外の活動は中止(オンラインでの活動のみ)
■和光大学表現学部|行動制限・施設使用制限コードのレベル引き上げについて【1/7更新】
●行動制限・施設使用制限コードのレベルを2から3へ引き上げ。
●1月12日(火)〜14日(木)の後期補講、18日(月)〜19日(火)の後期授業、20日(水)〜26日(火)の学年末試験については、全てオンラインで実施。
●課外活動は、一部許可制で認めていた教育研究にかかわる活動も含めて全て中止。
和光さんは学年末試験もすべてオンライン。
羽海野チカさんと交流が深い感染症専門医の忽那賢志さんがコロナとインフルの症状の違いなどをわかりやすくまとめてくれてます。ご参考に。
■新型コロナの症状、経過、重症化のリスクと受診の目安(2021年1月)(忽那賢志) - Y!ニュース
以上、リンクロウは大分に戻らず今年度最後まで東京でオンライン授業を受けることにし、奥さんはリモートワークが週2日決定しちゃったから、昼間の手羽の居場所が無くなった手羽がお送りいたしました。
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。